投資関係 メモ

見たyoutubeを文字に起こしたメモになります。

インフレ、物価上昇、金利

インフレ、物価上昇、金利

 

参考サイト↓動画

https://www.youtube.com/watch?v=V0k8JOhqwkU

 

 

政府はインフレを容認した。

 

要するに、インフレになっても構わないと。どんどんどんどん金融緩和をしていこうと、言うことでインフレを容認した。

 

今はリスク資産のほうにマネーが流れ込んでいる。リスク資産と言うのは株であったりとか、不動産店に流れ込んでいる。これが今の現状。

 

それでこのままの状態が続いた場合、インフレの懸念が出てきます。すでにインフレになりそうだと言う懸念が出てきているので、今はもうすでに若干このフェーズまで来ているのかなと感じています。

 

インフレの懸念が出てきて、所得が上がらず、要するに皆さんの給料が上がらない状態でインフレになってしまうと、これは悪性のインフレ。すなわち、スタグフレーションと言われる状態になるわけである。

 

要するに、皆さんの所得が増えない、減っている状況で物価が上がるわけですから、これはスタグフレーションであると私は思います。

 

こうなってしまうと、金利と言うのはあげるしかなくなる。このまま放置してしまうとどんどん悪性のインフレと言うものが起きてしまうので、皆さんの生活がどんどん苦しくなってしまう。

 

こうなるとまずいので、この時に初めて金利と言うのを上げるしかない状態に陥るわけなんですが、金利が上がってしまえば、住宅市場は当然ですが冷え込みます。

 

同時に株式市場にも影響が出ると言う事は皆さんもお分かりだと思います。

 

何故かと言うと、この前長期国債金利が、1.7%を超えたとき株式市場が暴落しました。

 

と言うことである一定以上の相関が、株式と金利の上昇にはある。金利が上昇すれば株の方にも影響が出る。

 

そうなると住宅が強気相場から弱気相場になります。要するに、金利が上がったことで、相場が冷え込んでしまうので、今みたいな強気相場ではなくなる。そうなると弱気相場になる。

 

そして今度は住宅ローン、などの不動産に関するデリバティブ、住宅ローンとか住宅関係の借金と呼ばれる部分ですね、そういうものは金融派生商品と言って、切り売りして債権化されて投資商品になっていろんなところにばらまかれている。

 

そういったところに波及していって、価格の方がどんどん下落していくんじゃないかと言うことです。

 

要するに、住宅ローンを始めとする住宅関係のデリバティブが下落すると、これがまたバブルの引き金になってしまうんじゃないかと思っています。これは前の流れと大体同じ。

 

この前のリーマンショックの時もそうですけど、不動産関連のデリバティブから派生していると。言うところで、今回も同じようなことになるんじゃないかと頭に入れておいた方が良い。

 

住宅は今価格が高すぎちゃっているので、不動産は一番はじけやすいところになる。投資商品にもなりやすいので。

 

後は皆さんご想像の通り、不動産のところからバブルがはじけてしまえば、株式市場のほうに波及していくと。言うようなところですね。

 

金利の上昇局面では、米国の長期国債金利と連動するTMVと言う投資商品がございますので、それはすごくいいんじゃないかなと思っています。

 

株に関しては、政府がインフレを容認すると発言している段階なので、まだまだ大丈夫だと思っている。今すぐ株を売らなければならないと言う状況にまでは陥っていないと感じている。

 

このままインフレが加速してしまった場合には、早めに利益を確定して、現金の比率を高めていただいたほうがいいんじゃないかなと感じています。

 

ただこれは、インフレがドカンと来るかは誰にもわからない。

 

 

ここでインフレのヘッジについてもお話しします。

 

インフレのヘッジには農作物系のETFが良い。穀物とかとうもろこしとか皆さんが食べている食べ物、この辺の農作物というのがインフレになったときに上がる傾向がありますので、その辺のETFがオススメ。

 

インフレになったときに1番最初に思い浮かぶのは、金とか銀の人が多いと思う。ゴールドシルバー。ただ、今見て思うことが、今インフレの懸念が出ていますけれども、インフレの懸念が出ているにもかかわらず、さらにはEVとか環境にやさしいクリーンエネルギーと言う分野で使われているにもかかわらず、金とか銀のパフォーマンスが非常に弱い。

 

インフレになったときに果たして金や銀というのが今までと同じような効力を発揮するのかどうかと言うところが非常に判断が難しい。あまり信用しすぎないほうがいい。

 

そして仮想通貨なんですが、仮想通貨のパフォーマンスは今すごく高いんですが、不動産のバブルが崩壊して株式の方まで波及していくとですね、当然ですね仮想通貨はもともとこういう余ったお金が流れ込んできているので、そこが吹っ飛ぶとですね、ビットコインを始めとして仮想通貨全体的に大きく下落していくことも考えられる。と言うのでインフレのヘッジになると言い切ることができない。

 

 

 

今は不動産投資が非常に危険、住宅を買おうと今思っている方と言うのはゆっくり考えられたほうがいいんじゃないかなと感じる。

 

後は住宅に必要な木材の価格、杉の木だったりとか、そういった林業を始めとする、原材料価格と言うのも上がってきていますので、当然ですけれども原材料価格が上がれば、不動産の価格は上がりますから、建築費も上がりますし、インフレと言うのはそういうものですから、今不動産を買う、もしくは買おうとしている人はすごく割高なときに不動産を買っていると言うことを十分に認識してください。

 

かといってですね、今不動産買ったからといって、10年後20年後に価格が上がると言う事はほとんど可能性としては低いので、不動産の価格と言うのは年々下がっていくものです。