投資関係 メモ

見たyoutubeを文字に起こしたメモになります。

天然ガスとアンモニア

天然ガスアンモニア

 

 

中国広州恒大の債務問題は世界に波及する。

 

参考サイト↓動画

https://www.youtube.com/watch?v=evKCJZCyaLY

 

 

 

今は毎日のようにニュースになっていてどのニュースサイトにも載っているんですけれども、

 

33兆円の借金があると言うこと、債務があると言うことで、みんなこれ大したことないと言っているんですけど、これ財務諸表上の33兆円なんです。帳簿に載っている債務しかみんな見ていないと言うこと。

 

33兆円位であればそんなに大きくないから国内で消化して、世界に波及することがないと言っているんですけれど、債務は帳簿に載っていないものも当然ある。

 

債務とか債権と言うのは、毛細血管のようにあちらこちらに枝分かれしている。そしてどんどん膨張していく。

 

これは企業だけではない、その企業の子会社とか下請け企業とかもそうですし、そこに勤めている従業員の方が、借りたお金、その借りたお金に対して誰かが貸しているわけですから、その貸してくれた人、さらにそこに貸している人と言うふうに、借金と言うのはすごく簡単に説明すると、どんどんどんどん下流から上流に向かって川の流れのようになっている。最後は山の頂上の方まで行くんですかね。

 

と言うことで借金と言うのはどんどんどんどん膨らんでいくもの。だから33兆円で済むはずがない。だからそこばかりを見ていても議論する意味がないというか、どれぐらいの規模かと言うのも正直わからないので、どうなるかわからない時に安心してくださいとは言えないですよね。

 

それで、今は中国は天然ガスの価格が高騰しています。計画停電とかやっている地域もある。あまりニュースにはなっていませんが、ある1部の地域では、計画停電をしていて工場が1週間止まっていると、そこで作られている鉄鋼とかセメントの製造が止まっている地域もある。

 

これは公にはなっていませんがかなりも出てきている。と言うところで、電力不足に陥っている。

 

要するに、脱炭素に思いっきり振るで舵を切ってしまったので、石炭発電には戻れないし、石炭発電所と言うのは、減っている。減らしていっている。そして石炭自体も価格が高騰している店今年に入ってから3割位の中国の国内の石炭が上がっていっている。

 

石炭発電の方では、石炭も上がっているし、脱炭素に舵を切ってしまったので、戻るわけにはいかないと言うことで、しばらく天然ガスを使った発電、と言うのは終わらないと言うことで、天然ガスの価格は高止まりすると言うふうに考えられる。

 

今はまだ良いが、エアコンとかそんなに使わないんで、けどこれ冬になれば当たり前ですけど寒いので、今より電気が必要になってくると言うこと。そうするとエネルギー価格の上昇はほぼ全ての産業において、コストが高くなってしまう要因になるので、電気代が高くなると言う事は、今は電気を使わない産業がないですから、そういう電気とか、ガソリンも足りてないですし、コストが高くなるような要因になってしまうと言うこと。

 

仮にもこのタイミングで中国広州恒大が破綻したときには、これはダブルパンチ。中国広州恒大の影響が出て、さらにはエネルギー価格も高くなって、経済も悪くなって、となるとこれはもうダブルで痛いことになる。

 

この影響と言うのはすぐには世界に現れてこない。リーマンショックの時もそうでしたけど、大体数ヶ月位、何ヶ月か経ってからようやく影響が出始める。なのでこれは中国の国内だけで終わっているじゃんと元は思うかもしれないが、何ヶ月か経った後には必ず、世界全体でこの影響が出てきますから、そうなってくると、世界同時株安みたいなことになってしまうリスクも十分にある。

 

その可能性ってめちゃくちゃ高いと言うふうに思っているんですけれども、これがですね半分近く株を現金に変えた理由になります。

 

中国広州工大と電力不足のダブルパンチを警戒して現金比率を高めた。

 

 

そして今、中国広州恒大社債を大量に買い込んでいるファンドがあると言うことで、ニュースにもなっているんですけど、どうやら楽観的なシナリオが今の主流になってきている。

 

 

 

もう少しエネルギー価格の話に戻しますが、天然ガスが今欧州で取り合いになっている。電力が全然足りないで、工場を止めちゃったりとか、年初から過去1年で、天然ガスの価格の上昇率が500%以上上昇している。

 

これが今大きな問題となっている。

 

これはロシアからのパイプラインにヨーロッパは頼っているので、そこも1つの問題なんですけれども、それよりも経済が回復してきていると言うことも背景にあると思う。

 

後は世界全体で同じタイミングで脱炭素に舵を切ってしまったと言うことが問題なんじゃないかなと考えられる。

 

欧州はもともと石炭発電が多かったんですけど、石炭発電のやっている発電所自体も、少なくなってきている、減らしてきているので、このタイミングで下の石炭発電に戻る事はまずできないし、石炭の価格が上がってしまっているので、天然ガスの取り合いになっていると言う結果になっている。

 

後はイギリスの方でもニュースになっていましたが、原油が足りていない。ガソリンスタンドに行ってもガソリンが在庫切れになっている。と言うこと。

 

このまま冬に突入してしまうと、特に今お伝えしたように、欧州は深刻なエネルギー不足に陥ってしまう。そしてこれは多くの死者が出るかもしれない位非常に悲しいことになるかもしれない。

 

 

工場の動きが止まってしまうと、物流が止まる。すでに物流とか止まっていて、後はイギリスだとトラックのドライバーもいなくて、年収10,000,000円で募集している位ですから、そういう風に物流も止まってしまう。

 

これは経済にとって非常にマイナスの面が大きい。

 

 

そして日本はどうなるかなんですけど、これは日本は天然ガスの輸入しているようで言うと、世界第一位。今年は、中国がそれを抜くかもしれないと言われているが、日本が天然ガスの輸入量としては1位か2位になる。

 

それぐらい日本は輸入に頼っている。90%以上を輸入に頼っているわけなんですけど、ストップ価格ではなくて原油の価格に連動している。原油価格に連動した価格で天然ガスを取引しているので、欧州とか他の地域に比べると、価格上昇の影響は受けにくいんですけど、今原油の価格がいくらってところなんですけれど、

 

今は原油価格、北海ブレンドなど非常に上がってきている。

 

前年同月比で原油価格は2倍ぐらいに上がってしまっている。そして当然ながら、原油価格に連動した金額で天然ガスを取引しているわけですから、天然ガスが値段が上がっている。天然ガスが上がっていると言う事は電力も上昇してくると言うことになる。電気代が上がると言うこと。

 

そうなると、日本は石炭発電が多いので、石炭発電を増やしていかないといけないんですが、石炭発電と言うのはご存知の通り二酸化炭素をすごく出すので、その二酸化炭素を抑えるのにアンモニアというのが必要。燃焼アンモニア。燃焼アンモニアっていうのは混ぜて、燃やすとですね、発電量も増えるんですけど、二酸化炭素も同時に減らすことができる。ほぼ発生しないような発電が可能になる。

 

そもそもアンモニアって、製造工程で、天然ガスが必要なんです。という事は、アンモニア必要なんだけれども天然ガスが上がっていると言うことで、これはまたまたダブルパンチ。

 

そしてこれから冬が来ると、電力足りなくなりますよね。だから中国とか欧州に限った話ではなくて、日本も電力足りなくなるんじゃないかなと、また電力の値段が非常に高くなってくるんじゃないかなと思う。

 

電力足りない、天然ガス足りない、天然ガスは電気以外にも使われているわけですから、天然ガスを使って生産される化学品とかの製造も1部止まる可能性が考えられる。

 

 

 

これらのことを踏まえて、私は2つのセクターに投資を開始しました。

 

1つは天然ガス。これを生産から卸売まで一貫して行っているインペックス社の株を買っています。証券コード1605。これは今年社名を変更している会社。

 

2つ目は石油資源開発社と言う所の株を買っていまして、この2社は関係会社でもある。株を持っていて。

 

 

後はまだ開始していないがアンモニアアンモニアへの投資は昭和電工がいいかなと感じています。アンモニア事業に参入した三井物産もある。三井物産アンモニア事業に何千億が投資して事業を拡大することを決めた。三井物産の株も購入を検討中。

 

国がですね、脱炭素に舵を切って、今よりも何倍もアンモニアの使用量を増やすと言っているわけですから、アンモニア市場は拡大する方向にあるのかなと考える。アンモニアは繰り返しますが、年少アンモニアを石炭発電の時に一緒に燃やしてあげると爆発的なエネルギーを得ることができるのと、二酸化炭素の排出量を減らすことができるので、環境的には非常に良いんですけれども、ただ今は足りないと言うこと。

 

今年の冬にかけてのキーワードはやはりアンモニア天然ガス。この2つのセクターに投資するのが非常に良いんじゃないかなというのが今回の結論です。